如月です。
目黒のホテル雅叙園東京にある百段階段で開催された「和のあかり×百段階段2019~こころの色彩~」に参加してきました。
※終了したイベントです。来年7月の開催にご期待ください。
※2020年度はコロナの影響で中止になりました。
心温まる光景で、次に開催されたら是非とも和服で参加したいな、という気持ちになりました。
「和のあかり×百段階段2019~こころの色彩~」
累計来場者数31万人を超す夏の人気イベント
2015年からホテル雅叙園東京の百段階段にて開催されている夏のイベント。今年で5回目を迎える本イベントでは、歴史ある木造階段を見学しつつ、7つの豪華な部屋に展示されたアートイルミネーションを楽しむ。
展示されている小物やイルミネーションは部屋ごとにテーマが異なりますが、どれも”和”が共通テーマとなっております。
- 漁樵の間:長崎県『長崎ランタンフェスティバル』
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草丘の間:熊本県山鹿市の冬の祭典『山鹿灯籠浪漫・百華百彩』
- 星光の間、清方の間:日本伝統技術・匠の技(過去の人気作など)
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サンドアート
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入口付近にて
今回の目玉作品である竹あかりと錆和紙の作家さんインタビューをこちらでみられます。
日程等
開催期間 :2019年7月6日(土)~9月1日(日)
最寄り :目黒駅
値段(実績):(土曜)前売り1300円、当日1600円
詳細ページ :こちら
百段階段とは
昭和10(1935)年に建築された「目黒雅叙園3号館」の通称であり、
現在はホテル雅叙園東京に現存する唯一の木造建築です。
建築当初は1号館(本館)と2号館も存在したが、戦火により1号館、2号館及び3号館の一部以外は戦火で焼け落ちてしまいました。
5cmのケヤキ板で作られた99段の階段廊下は4棟の建物を結んでおり、7つの部屋につながっています。
更なる部屋の詳細は公式案内よりどうぞ。
室内360°のパノラマビューもあります。
千と千尋のモデルとなったホテル雅叙園東京
ホテル雅叙園東京はジブリ公式が認める聖地の1つで、
『千と千尋の神隠し』に登場する湯屋のモデルです。
「禄文化風とされる通俗的な御殿が持つどぎつさを表現するために、千尋が働くことになる湯屋は目黒雅叙園も参考にしています」との、宮崎駿監督自身の談話もある*1
バブル全盛期に改築されただけあってとんでもなく豪華です。
内外前面に螺鈿細工の施されたエレベータなんて、人生で初めてお目にかかりました。
それに、なんだかいい匂いがして居心地よかったです。。。
今回はそのモデルとなった「招きの大門」といった内装を見学する時間はなかったため、今度伺う際は百段階段以外もじっくりと楽しみたいと思います。
開催されるイベント(次回イベントのご紹介)
百段階段では和をテーマとした展示を各種実施しており、イベント期間中は年間を通して楽しむことができます。(イベント期間以外、通常は一般公開されていないためご注意)
展示テーマの例(過去イベント一覧より)
- 百段雛まつり
(2011年~、毎年)1月中~3月初 - ねこアート
(2017年~)4月~5月頃 - 和のあかり
(2015年~、毎年)7月初~8月末頃 - いけばな
(2014年~、毎年)9月中~11月中頃 - その他、個人アート作品や歴史ものなど。
次回のイベントは下記内容になります。
2021年7月3日(土) - 9月26日(日)
イベント詳細、チケットの購入は上記リンクより
イベントに参加して
会場は全体的に暗めのため、最新機種のスマートフォンなど、明るく撮影できるカメラがないと写真として綺麗に残すのは苦労すると思います。
暗いところで綺麗に撮影できない、明るいカメラ・レンズを試してみたい、といった場合には機材レンタルを試してみるのも良いかもしれません。
公式HPにも案内がありますが、開催期間の最初の方が空いているらしく、ゆっくりと回りたい方は早めに参加するか、(チケットがあれば)人数が限定される貸し切りチケットの購入をお勧めします。
今回撮影した写真と雑記
今回はホテル雅叙園東京の後、初めて自分で魚を釣って食べる居酒屋「ざうお」へ行きました。意外と楽しく、おいしかった。